【詩】小さな魂

役に立たなくなったと感じたら
素直に役から降りよう
地下室への階段を一つずつ降りるように

自分がどんどん小さくなって
砂粒ほどになると
宇宙の狭間に隠れてしまう。
でも
これは、
魂が
私を差し置いて
ほくそ笑む

あなたのたましいを
両手に抱えて。

もう
明日、
空を飛んでいる