大学のとき世紀末芸術の講義でさらったものの、じっくり鑑賞するのは初めてです。
ミュシャといえば広告用に描かれたものが大変人気ですが、今回の展覧会には油絵やステンドグラスの下絵、壁画の習作まで、幅広く展示されていました。
気に入った作品のなかからポストカードを三枚買ってみました。
(ポストカードはいずれも©Mucha Trust 2013)
一枚目《花:装飾パネルの最終習作》1987年
美女と百合の花というわかりやすい図案です。
詩神の女神の物憂げさがロングヘアーから溢れ出るよう。机に飾って詩作のときに眺めたいです。
ミュシャの郷土、モラヴィアの民族衣装を着た少女が純真で清楚な気持ちをこちらに試してくるイメージ。
優しく見守る聖母がさらに幻想的に見えます。
家族も最近の美術展のなかで一番楽しめたと言っていました。
ミュシャ展は愛媛県美術館で、来年2014年1月5日までの開催です。