【自作詩】おだやかな、誇れる郷土
reference:ニャンミーの庭仕事 あの街、この街、 いつだって表土が燃えさかっている。 それにくらべて、この自慢の郷土は、見事に...
カタ〜いテーマをま〜るいココロで考える
reference:ニャンミーの庭仕事 あの街、この街、 いつだって表土が燃えさかっている。 それにくらべて、この自慢の郷土は、見事に...
ロングヘアに 前髪に2本 後ろ髪に3本 だけ 白い物が混じっていた もう何年経ったのか いまのキミは、そんなことなどどうでもいいように...
どうして今まで ここにとどまっていたのだろう 寝起き 不意に今いる場所を確かめたくなるように 眠りについていた場所を忘れていた 人は 目...
どうして今まで ここにとどまっていたのだろう 寝起き 不意に今いる場所を確かめたくなるように 眠りについていた場所を忘れていた 人は 目...
梅雨の晴れ間に 紫陽花 蛙がざらついた露を 引っ張ってくる 霧の濃い 朝に 仔鹿は 9割の強さと 1割の弱さを持つ 1...
遠くから 眺めるだけのかたち の愛もあって、 愛とは闇夜の地脈で湧水の流れる 音 手の届かない愛というものはない 愛がすべて、 手が届かな...
昼の顔 と 夜の顔 を あわせて。 黄昏時の顔を、 谷底に夕日を置いて 山の頂に朝日をつなぎとめる 夜の器は精神の脳で 昼の器は肉体の脳...
すべての〈人〉の 死に行く様を 助けることなく 看取ること 見届けること だけが 人生のすべての秘密 あらゆるかなしみは 何もしなかった...
じぶんの 探し求めているものが 見えないものだとしたら この ごつごつ てざわりの岩や滝をとおりぬけて 求めるものは 山のむこうに 確か...
見えない《何か》を守るために 見えないかたちとおもいによって 険しい岩山に登ろうとも スタートがゴールで 始点が終点で 登山口が下山口だか...
みんな、 愛する 出口は知っているのに、 入り口を 知らない。 その奔流は 暗闇を走る。 白い光として、 私、 鉛の体を 秋風が突き抜け...
神 と 仏 を 捏ねくりまわすと あの世に通じる 心霊スポットになる 誰か、 パワースポットに 供花を手向け 線香の煙に涙する流人はい...
想いは 三色、 五色、 七色、 そして 九つの滝糸に導かれて。 父と 母と 子と。そして その子の血を受け継ぐもの。を 守らんとして、消え...
役に立たなくなったと感じたら 素直に役から降りよう 地下室への階段を一つずつ降りるように 自分がどんどん小さくなって 砂粒ほどになると 宇...
男性が始めた戦いを女性が座りながら用を足すように収束させる 男性は広げるだけ広げる 女性は閉じるだけ閉じる 閉じるだけ閉じて 広げるだけ...